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カテゴリ:洋画ーあ行 の記事リスト(エントリー順)

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おとなのけんか

kage

2012/02/24 (Fri)



ニューヨーク・ブルックリン、子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)とカウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)が集まる。双方は冷静かつ理性的に話し合いを進めるが、いつしか会話は激化しホンネ合戦に。それぞれが抱える不満や問題をぶちまけ合い、収拾のつかない事態に陥っていく。(シネマトゥデイ)

これは傑作です。同じ場所でリアルタイムで進行していく室内劇。それを屈指の名優たちが演じているのです。

出演する方も自分の演技力に自信がなければ出演しなかったでしょう。ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツはアカデミー賞受賞者ですし、ジョン・C・ライリーも候補者です。80分と短い映画ですが、もう飽きさせないで、マンションの一室での会話を楽しませてくれます。

人間とは不思議なものです。生まれた境遇、育てられ方、実家の資産、もう何から何まで違うのに、誰かと関わらなければ生きていけないのです。

考え方、嗜好、性癖、ああああ、自分はいつも言うように病的な人間ですが、それでも誰かと関わらなければ生きていけないのです。

そのためにはどうすればいいのか?自分を押し殺すのです。

この登場人物も最初は自分を押し殺しています。どちらかと言えば庶民的なロングストリート夫妻。こういう夫婦の場合、婦人が芸術に憧れるというのはよくある傾向です。そしてどちらかと言えばアッパー階級のカウアン夫妻。もう夫婦の形をかろうじて保っている。これもよくある話です。

しかし、子供のけんかを巡って話をしていくうちに、押し殺していた自分の「素」は全面的に現れて仮面ははがれていきます。

アルコールも入っていくともはや崩壊状態。女性陣はヒステリックに泣き叫びますし、男性陣は開き直る。よくあることです。

その会話の変化、地の人間性のむき出しを名優ががっぷり四つで演じています。ケイト・ウインスレットが人前でゲロ吐くなんて、「タイタニック」のファンはどうしたら良いのでしょうか。

時間もこの短さが良かった。しかし、ヒートアップしてけんかしていくおとなたちを横目に当の子供たちは仲直りしているのもまた良かった。

ようするに、子供のうちは人間性を素のままにしていても相手を受け入れる事が出来て、おとなになるうちにそれが出来ない、だからある程度の仮面を付けなければならない。でも、いつまでも子供の私は最初からこの喧嘩になってしまったおとなと一緒の存在なのかな(爆)

これもディスクが出たら買うでしょう。さて、今週末は3本見ます。映画やめたなんて行っていたのは誰だ?泣いたカラスがもう笑った・・・・・・
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