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隣人

kage

2012/02/29 (Wed)

私の勤務先の近所にクレーマーがいる。

我が勤務先からでる騒音で夜も眠れない、という訴えをしているのであるが、市にも県にも相手にされず、ついに国に訴えたのだ。

結果は騒音はなかった。もちろん、空調もボイラーも使っているので、全く音が出ていないという訳ではない。しかし、約50m離れた敷地の部屋の中のベッドを揺らすような音を出す事が出来るのだろうか。

彼女を悩ましている音がもしあるとするなら、それが家が出している音とは関係ないのは確かだ。

調査の時にもしきりに「今、音がしたでしょう?」「ほら?」と言っているのだが、我が家より静かなくらい。国から来た調査員も、珍しいものを見ているような顔をしている。

メニエール病を煩っている彼女は、多分、夜眠れない理由をすべて建物に帰したいのだろう。それが楽だから。本当は精神の病なんだろう。想像できるけど言う事は出来ない。

毎晩のようにかかってくる電話。国から音がしないと言われてから、よけいにひどくなって来た。

昨日は経営者が待ち伏せされてつかまって苦情を言われた。もはや犯罪行為である。

今日、弁護士の所に行って、相談して警察に被害届を出してきます。ああ、仕事が一つ増えた。
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2012/02/28 (Tue)

昨日はツィッターで知り合ったご近所さんと飲みました。

私の方からお願いして、飲みに誘ったのですが、色々興味深い話を聞けました。その中でも、本当に夢を多く語ってくれたのが印象的でした。

彼は私より5つ下で、私と同じように色々な経歴を重ねています。多くの職場を、職を体験して、色々な場所にすんで来たそうです。その中で印象的なのはあの年になっても未だにチャレンジ精神を捨てていないという所です。素晴らしいと思います。

職業は一種の手段で、自分の夢をまだ追い求める、すごいと思います。失礼ながら、ご自身から年収の話をお話されましたが、それは決して多いものではありません。でもやはり自分がやりたいものを追い求める、そこに筋が通っていると感じました。

今も夢を追求して、新しいチャレンジをしている所だそうです。ぜひ、夢が叶って新たなステップを踏み出せたらいいですよね。応援しています。

自分は夢を忘れてしまっていないのかな?映画や音楽、そういった物欲的なものだけ追い求めて、夢を忘れていないのかな?介護の仕事は素晴らしい、だからそこを極めたいと思っていたのではなかったのでしょうか?

反省させられました。本当に有意義な飲み会でした。職場の同僚と愚痴をこぼす会ではなくて、こういうのもたまにはいいなと感じました。ありがとう、コバちゃん。また飲みましょう。それにしてもビール、強いね。

メランコリア

kage

2012/02/27 (Mon)



巨大惑星メランコリアが地球に接近する中、ジャスティン(キルステン・ダンスト)は盛大な披露宴を催す。姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)の夫(キーファー・サザーランド)が所有する豪勢な屋敷での宴は盛況だったが、花嫁のジャスティンはどこか空虚な表情だった。披露宴を取り仕切った姉夫婦はそんな妹を気遣うが……。(シネマトゥデイ)

見ては行けない、見ては行けないと思いつつ、またもや見てしまったこの監督の作品。あいかわらず、やはり好悪は別れるでしょうが、すごい表現力です。冒頭から「トリスタンとイゾルデ」、鳴り響きっぱなしです。特に冒頭は抽象的なスローモーションの映像を、これでもかこれでもかと見せつけられるので、その部分でもう感覚は麻痺してしまいます。これが監督のマジックだとしたら、本当に悪趣味な監督でしょう。

映画は二部構成です。一部は「ジャスティン」。婚礼の日を迎えた「鬱病」の花嫁。周りにいるのは不愉快な人間ばかりです。とんでもない嫌みを言う母親。愛人を娘の結婚式に連れてくる父親。金の話ばかりする姉の夫。仕事を婚礼の日にもさせようとする上司。その役を屈指の名優たちが演じているのですから見応えあります。

しかしながら、それ以上に花嫁役のジャスティンが不愉快な存在なのです。自分の結婚式なのに遅れてくるは、抜け出しては放尿するは、風呂に入るは、挙げ句の果てに会社の同僚と野外セックスするはで、見ているものたちは不愉快さを通りこうしてあきれかえってしまいます。

最終的に会社は首、おまけに新郎は帰ってしまい結婚もパー。なんという映画じゃい!と突っ込みを入れた所で、二部の「クレア」開始。

巨大惑星が頭上に迫っています。今度は姉が不安から頭がおかしくなってきます。反対にジャスティンは浄化された巫女のような姿に変わっていきます。冒頭のパートで描かれていたシーンが意味ありげに繰り返されていきます。

映像は見ているものの不安を更にかき立て、こちらの心までおかしくしそうです。

ある種のパニック映画のはずなのに登場人物は二部に入るとわずか4人。それなのに多くの人間が叫びながら逃げ惑う映画の数倍恐ろしさを感じさせます。

ジャスティンは言います。「人間は汚れているものだから一度無にしなければ。」それはそうだけど、子供まで巻き込むのはどうか?おまけに父親(「24」のジャックだよ!)は、とっとと○○しちゃうし。

最後の終わり方は私は「あり」だと思います。それにしても、またやられました。「アンチクライスト」のような痛い表現が少ないので、私はこちらの映画の方が好みです。でも「好み」と言う所に、人からの痛い視線を感じるような映画です。

ダンストは結構裸ん坊でいるので、ファンの方は必見!(エロ?)それ以上にその表情が、非常にブスに見える時と美しく見える時があります。不思議な女優です。

TIME/タイム

kage

2012/02/27 (Mon)




科学技術が進歩したことにより老化現象を解決した近未来、25歳で生体の成長が止まると余命はあと1年という社会が構築されていた。富裕層は寿命を気にしなくていい一方、貧しい人々は寿命を延ばすためにあくせく働き続けなければならなかった。貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、時間と引き換えに裕福な男性を殺した容疑を掛けられ、追われる身となってしまい……。(シネマトゥデイ)

ジャスティン・ティンバーレイクはどこに行こうとしているのでしょうか?人もうらやむ大ポップスター。しかし、彼は俳優業の方に大きく舵を切っているように見えます。

ところが歌の世界ではまばゆいばかりの存在の彼も、映画の世界の中ではどうも魅力を出し切っていないように考えるのは私だけでしょうか?

この映画でもアマンダ・セイフライドに食われているような気がします。甘くて端正なマスクは、あまり「エロ」や「悪」を感じさせないのです。かといってアンドリュー・ガーフィールドのようなナイーブさも。映画で生きるとしたら、これからが正念場でしょう。

映画は近未来の社会。富裕層が長生きして貧困なものがそれにつくす、そういう図式の映画は今までにもありました。でもそれを視覚に訴える方法で表したのは、新しい表現だと思います。もちろん、突っ込みどころは満載ですが、それを言始めたら映画として成り立たないので。

キリアン・マーフィーがどういうつもりでこの映画を引き受けたのかはわかりませんが、やはりしまる!映画がしまります。ただ惜しむらくは、映画があまりにも説明的だった所。もう少しストレートに「善」対「悪」に徹した方がよかったのではないでしょうか?

貧困なものからしか搾取しない貧困者、貧困なものを管理する元貧困出身の役人。この辺りの表現が話に奥行きを与えているとは思うのですが、そこは娯楽大作。単純な話にしてしまった方がよかった様な気がします。

もし徹底的に奥行きを与えるとしたら、それはこの映画では説明不足だったような気がします。途中で大金持ちが誰かに気を配りながら電話している所があります。おそらくこの世界の支配者、創造者であると思われますが、その正体も明らかにされませんでした。まさか、続編を考えているとは思えないのですが・・・・

最後の「俺たちに明日はない」へのオマージュは少し役不足の二人です。ジャスティンがウォーレン・ビューティを超える可能性はないと思うのですが、アマンダがフェイ・ダナウェイを超える可能性は?大きくあるような気がします。

気を配ってくれた友人もいますが、とても楽しめましたよ。

おとなのけんか

kage

2012/02/24 (Fri)



ニューヨーク・ブルックリン、子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)とカウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)が集まる。双方は冷静かつ理性的に話し合いを進めるが、いつしか会話は激化しホンネ合戦に。それぞれが抱える不満や問題をぶちまけ合い、収拾のつかない事態に陥っていく。(シネマトゥデイ)

これは傑作です。同じ場所でリアルタイムで進行していく室内劇。それを屈指の名優たちが演じているのです。

出演する方も自分の演技力に自信がなければ出演しなかったでしょう。ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツはアカデミー賞受賞者ですし、ジョン・C・ライリーも候補者です。80分と短い映画ですが、もう飽きさせないで、マンションの一室での会話を楽しませてくれます。

人間とは不思議なものです。生まれた境遇、育てられ方、実家の資産、もう何から何まで違うのに、誰かと関わらなければ生きていけないのです。

考え方、嗜好、性癖、ああああ、自分はいつも言うように病的な人間ですが、それでも誰かと関わらなければ生きていけないのです。

そのためにはどうすればいいのか?自分を押し殺すのです。

この登場人物も最初は自分を押し殺しています。どちらかと言えば庶民的なロングストリート夫妻。こういう夫婦の場合、婦人が芸術に憧れるというのはよくある傾向です。そしてどちらかと言えばアッパー階級のカウアン夫妻。もう夫婦の形をかろうじて保っている。これもよくある話です。

しかし、子供のけんかを巡って話をしていくうちに、押し殺していた自分の「素」は全面的に現れて仮面ははがれていきます。

アルコールも入っていくともはや崩壊状態。女性陣はヒステリックに泣き叫びますし、男性陣は開き直る。よくあることです。

その会話の変化、地の人間性のむき出しを名優ががっぷり四つで演じています。ケイト・ウインスレットが人前でゲロ吐くなんて、「タイタニック」のファンはどうしたら良いのでしょうか。

時間もこの短さが良かった。しかし、ヒートアップしてけんかしていくおとなたちを横目に当の子供たちは仲直りしているのもまた良かった。

ようするに、子供のうちは人間性を素のままにしていても相手を受け入れる事が出来て、おとなになるうちにそれが出来ない、だからある程度の仮面を付けなければならない。でも、いつまでも子供の私は最初からこの喧嘩になってしまったおとなと一緒の存在なのかな(爆)

これもディスクが出たら買うでしょう。さて、今週末は3本見ます。映画やめたなんて行っていたのは誰だ?泣いたカラスがもう笑った・・・・・・

「君」

kage

2012/02/23 (Thu)

昨日、敬愛する方と酒を飲みました。私はその方のおおらかな雰囲気が大好きで、いつか酒をご一緒したいと思っていたのだ。

そこで、出て来たのがfacebookの世界観の話だ。

私は何度も書いているのだが、どうもあの世界をうさんくさく感じ始めている。そこでも申し上げたのであるが、本当に貴重な出会い(昨日の飲みの機会もそうだ)を私にもたらしてくれているのは確かであり、ツールとして役立っているのは言うまでもない。

でも嘘くさい。あんなに何人も太陽光パネルを売っていて、みんなで仲良く切磋琢磨するってのはどうなのか。私だったら表面上仲良くするなんて事なく、出し抜いて売るだろう。なんだかうまく言えないのであるが、非常に上辺だけの軽い付き合いの世界のような気がする。(朝まで飲み明かすのはディープな付き合いのような気もするが(爆))

私は非常に面倒くさいヤツで、人との付き合いは上辺だけでは満足できない人間だ。(この辺りが友人から鬱陶しがられるのだろう)だから、facebookの「お互い頑張りましょう!」的な付き合いは、非常に嫌なものを感じ始めている。スポーツでもあるまいし。

ネットでの発言、写真の数々でそのキャラクターに惹かれる事はある。事実、昨日ご一緒した方もそういうことで私から友達申請した例だ。でも、3000人も友達いるってどうなのか?やはり、なにかおかしくないのか?どんな付き合いをしているのか?

人間ってもっと汚く、もっと自分の欲に忠実で、もっと付き合いって「爽やか」なだけなものではないだろう。いい所も見えるが、嫌な所も絶対に見える。それも引っ括めて相手を認められるか、相手を愛せるかそこなのではないだろうか?

昨日、話していて一番心地よかったのは、その方が私の事を「君」づけで呼んでくれた事だ。バーチャルな世界では人間、皆平等、お互いに年が離れていようが、「さん」づけで呼ぶ事が多い。これって気持ち悪くないか?

私はその方より5つも下だ。普通、「さん」なんて呼ばないだろう。取引先であるまいに。

ああ、うまく言えないが、こういうものだ。付き合いってこういうものだ、そう感じた。

非常に心地よい時間。過ごさせていただきました。K先輩、これからも付き合いよろしくお願いします。

ミラノ、愛に生きる

kage

2012/02/22 (Wed)



ロシア人のエンマ(ティルダ・スウィントン)は、富豪のタンクレディ(ピッポ・デルボーノ)と結婚し、イタリアのミラノに渡る。彼女は晴れて上流社会の一員となり、3人の子どもたちにも恵まれ誰もがうらやむ生活を過ごしていた。ある晩、家長である義父(ガブリエル・フェルゼッティ)の誕生日の夕食会が催され、ついに後継者が指名される。

やばい、映画のことを書き続けたら、こんなのばかりになってしまった。またもや映画の話です。映画ブログにはしたくはなかったのに。

かなり見る人を選ぶ映画です。映画の前半部はイタリアの富豪に嫁いでしまったロシア人女性が、妻として嫁として母として、いかにその役割をこなしていくか見せています。

優雅なファッションと磨き抜かれた調度品、そして美食としか言いようのない料理の数々。もう例えようもありません。目の保養、特に女性にとっては素晴らしい場面が続きます。

しかし、その美食を生み出した男との出会いが、自分の感情を押し殺していた彼女に火をつけます。もうここからは女性の素っ裸、そのものが全面に出てきます。

自分のアイデンティティを捨ててまで、富に身を捧げて来た彼女。野性味あふれる男性との出会いは、もう彼女をとめられません。ここまで見せても良いのか?という野原でのセックス。(草や虫がいるので、とてつもなく痒そうです)

彼女はロシア人である事を捨てさせた夫の一族を、生理的に嫌悪していたのでしょう。そこに衝撃的な事件。

その事件により最後のスイッチが入った彼女は、もはやトップモードをまとう美女ではありません。スポーツウエアに身をまとい、贅肉のかけらもないしなやかな体で、屋敷から駆け抜けていきます。

その最後の場面の音楽が素晴らしい、と思ったらジョン・アダムス!爽快この上ありません。

正直言って宣伝文句にあるような、ビスコンティのような雰囲気は全くありません。しかしながら、ティルダ・スウィントンという希有な女優の力をフルに見せた映画で圧倒されます。

退屈な部分も正直ありますが、一人の女性がその力をすべて出し切った、いや捧げた記録として非常に価値のある映画になっていると思います。

ドラゴン・タトゥーの女

kage

2012/02/22 (Wed)



月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪(しっそう)事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪(しっそう)にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット(ルーニー・マーラ)にリサーチ協力を求める。(シネマトゥデイ)

これは面白かった!こんなに長い映画が面白かったのは久しぶりです。

私は大劇場でやる大作と、小さな劇場でやる作品をなるべく並行してみていこうとしています。でもやはり大作は金をかけただけあります。

この作品のオリジナルのナオミ・ラパス版も見ましたが、あちらよりおどろおどろ感が減っているのに対して、明快さが加わりました。私はこういう複雑な話ではこちらの処理の方が好きです。さすがデヴィット・フィンチャー。

複雑怪奇なる一族の物語です。それゆえ、人物の交通整理には時間がかかります。しかし、ハリウッド版では要所要所に有名な役者を使うので、誰が誰だかわかるのです。もちろん、それは監督の演出がうまいからだと思うのです。

エロシーンはかなり過激。リスペットのレイプシーンや逆にレイプする(?)シーンは見ていられないほど。またリスペットとミカエルのベッドシーンはモザイクが入っていたのですが、どちらのものが映っていたのでしょうか?(⬅馬鹿)

主人公二人が格好よすぎますが、クリストファー・プラマーやステラン・スカルスガルドの怪しさで映画も引き締まります。俳優の格を考えると、犯人が誰かすぐわかってしまうのですがそれはご愛嬌。

リスペットの女性らしさらを表現した最後のシーンは余分な気がします。しかし、繰り返しますが、監督の手腕に勝るものはありません。アメリカでは今ひとつヒットしませんでしたが、ぜひとも続編を願います。

これはブルーレイ、買いでしょう!

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

kage

2012/02/21 (Tue)



911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。(シネマトゥデイ)

残された者の喪失感。さほど父親に思いを寄せていなかった私でさえ、父親が死んだ後はある種の喪失感を感じたくらいですから、これほどまでに父親を慕っていた子供の喪失感は想像できません。

遺体さえ発見できない状態。空っぽの棺桶。それを子供は茶番劇と見抜きます。他人の意思で一番大切なものを奪われた少年。この少年に自分の意志で一番大切な者を放棄した初老の男が絡みます。少年の祖父と思われる、マックス・フォン・シドーがまたうまい!

映画は徹底的に少年の目で描かれていきます。大好きだった父親。少年は父親が死んでいくのをリアルタイムで「聞いていた」のです。でも見る事は出来ない。信じる事は出来ない。何か目に見える確かなものを探したい。

結局、彼は目に見える父親の思い出を探す事が出来ませんでした。でも行く先々で出会う人々の姿に、ある種の人間の再生を感じたのは確かなのでしょう。鍵の持ち主とのエピソードではある種のカタルシスさえ感じさせてくれました。

昨年の大震災でも多くの方に心のケアが必要だったように、このテロでも多くの方が心に深い傷を負いました。ヴィン・ラディンが殺害されても、その心の穴は埋める事が出来ないでしょう

この少年は自分なりに「ケリをつけたかった」のでしょう。父親の「死」を受け入れる事が出来ず、未だに心が空中に彷徨っているような状態。ここに「ケリを」つける。

母親との邂逅、そしてブランコでの跳躍、いつしか少年は父親を「思い出」として捉える事が出来るようになったと思います。地味ですがいい映画です。トム・ハンクスやサンドラ・ブロックが上手なのは言う間でもありません。

灼熱の魂

kage

2012/02/20 (Mon)



ある日、カナダで暮らす双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)の母親ナワル(ルブナ・アザバル)が永眠する。後日、長年彼女を秘書として雇っていた公証人(レミー・ジラール)により、母の遺言が読み上げられる。その内容は、所在がわからない自分たちの父と兄に手紙を渡してほしいというもので……。(シネマトゥデイ)

衝撃でした。久々に映画の事を書こうと思ったのも、メールの一件とこの作品のせいです。

母親がどんなつもりで遺言を残したのかわかりません。もし、「あの事実」を知った後なら、あまりに残酷な事実を子供に探らせる事になります。私が親なら絶対に伏せておきたくなるような気がします。

母親の過去と、子供たちの調査が交互に出てきます。母親役の女優と娘役の女優が似ているので、混乱を起こしがちなのですが、それもまたこの映画のミステリアスな部分を増幅します。

中東の不思議さは日本人には理解できない所でしょう。宗教の違いによる対立、それが殺戮にまで至って愛し合う事さえも許されない。全くわかりません。

しかし、その環境下で産み落とされた子供、3人。そのあまりにも過酷な運命は、言葉にならないほどのものです。

主人公がどうしてテロリストになったのか、ここが今ひとつわからない所です。あのバスでの皆殺し事件で宗教の対立がどれほど馬鹿らしく意味のないものだと悟ったはずなのに、その悟りが彼女さえも意味のない殺人を犯すテロリストに変えてしまった。

ギリシャ悲劇にも似たストーリーは見たものの心に多くの感銘、いや嫌悪感を残します。後味のいい映画ではありません。

でも、非常に良く出来たミステリーです。こういう映画があってもいいのではないかと思います。主人公が口がきけなくなり、亡くなるほどのショックを受けたものはなんだったのか?プールで(多分脳梗塞?)倒れたのは何を見たからなのか?その謎を探る2時間に目は釘付けでした。おすすめです。

驚いた一通のメール

kage

2012/02/20 (Mon)

私は家ではpcを開かない。だから、たまにメールを開くとびっくりするくらい数多くのメールが届いている。

今日久々に開いたら、自分でも信じられない一通のメールが来ていた。

私はteacupという会社でブログを始めた。少したってココログに移った。多くのブログ仲間はここで知り合い、リアル友人になったのであるが、結構なアクセス数もあった。

一日に1000という今では考えられない数だったのであるが、ここで映画の記事を書くと一つ困った問題が出てきた。トラックバックである。

映画のブロガーさんたちはトラックバックの多さが、人気のバロメーターになっているところがある。

だから、私の記事にもバンバン、トラックバックをくれる。でも数が多いと誰にトラックバックを返して、誰に返さなかったか、わからなくなるのである。そこでトラックバックをもらっても放置して置いた。

そうしたら、避難の嵐。そこでgooに引っ越した。結局gooでも同じような事態になって、fc2のブログになってアクセスも減り、トラックバックも滅多にもらわなくなった。

その上で、先のブログの終了宣言である。

今日いただいたメールには要約するとこう書いてあった。

「私はあなたのブログを楽しみにしていました。映画館には滅多に行く事が出来ないので、あなたの映画評を見て、レンタルで映画を楽しみにしていました。ブログ(多分同じ名前なので検索で探したのか?)を再開されたようですが、映画の事は書いてありません。もう書かないのですか?ショックです。」

びっくりした。あんないたずら書き程度の記事に、あんなメールをいただけるなんて本当にびっくりした。と、同時に自分の映画への愛情も再確認した。

映画が好きだ。なぜだかわからない。昨日の友人との話で再確認したのだが、能動的な姿勢で見る映画が好きだ。

DVDにしても自分から発売日を楽しみにして、予約して買うのは好きだが、廉価版になってまとめて買うのは、積極的に見る事はない。やはり、それ相応の金を払って自分の行動として映画を見るのが好きなのだ。

もう私のブログにアクセスしてくれる方は多くないだろう。自分でも見た映画を忘れる事のないように、記録しているだけなのだ。そこにあのメール。

そんな時にかなりの衝撃作に出会った。昨年末に東京では公開されているらしいのであるが、静岡では今、公開。でも、家でDVDではみる事はないような作品。

この作品を記録していこうかと思った。本当にメールをくださった方、ありがとうございます。アドレスがわかるので返信したいのですが、記事をもってお答えとしたいと思います。


映画

kage

2012/02/19 (Sun)

私の周りの人間は、皆さん大人だ。私一人、小学6年生の頃の知能程度のまま生きています。

昨日、友人と話していた時に、「さらりと流す」という言葉を何度も言われたけれど、それが出来ない。言っていた友人も私からすれば出来ない人間だ。出来る人間ならつきあっていない。そんなことわかっている。

ブログって匿名性のものだから、何書いてもいいと思ってた。でも現実の知り合いが読んでいたのなら、そうではない事も、(当たり前だけど)事実。

もうくどく言うな、と言われたのだが、倒れた、帯状疱疹、という単語はやはり重くのしかかってしまった。家に帰ってから荒れたのは言うまでもない。

でもいい酒だった。本当に。

話は変わるけれど、ついに職場にネットからの知り合いが来る。今、職場で亡くなった方の花輪の手配をしているのだが、新しくやってくる私のパートナーは、こういう現実をわかって入って来るのか?休みだろうと、なんだろうとやらなければならないことはやるのです。

昨日、友人の年収を聞いて驚いたのだけれど、彼に与えられる年収は600万円。これは役員を除けば、我がグループで一番の高給取りになる。

これに見合う働きがなければ、即さよならだ。ネットを通じてかなり「ともだち」がいる彼。この職場を去る事になれば、私はとんでもないほど袋だたきにあうだろう。覚悟しておかなければ。

しかし「タイム」。(一体どこからこの跳躍が?)来週の土曜日、楽しみにしています。とるに足らない映画評も書いていこうかな・・・

facebook

kage

2012/02/13 (Mon)

さて、ブログだから正直な意見を書いてみようかと思います。facebookについてです。

私は前回書きましたように、このSNSにはおおいに助けられました。というか喜びを与えられました。

新日本フィルハーモニーの楽団員のお二人。facebookがなければ、お会いして酒まで酌み交わすなんてあり得ない話です。私にとっては天井の上の方達です。

沼津の仲間、唐揚げを一緒に食べにいったりうれしい事です。まだまだ、完全に打ち解けている訳ではないのですが、友人が増えたという事では、非常に大きな喜びを与えてくれたと言って良いでしょう。

そしてこのSNSはじめたばかりの最初の友人、その方とリアルにお会いできたのも本当にうれしかったです。この方は私の昔からのブログのリンク先の幼なじみというのも、本当にビックリでした。

おまけにこのSNSをきっかけに、私の職場に入る人間が二人。冗談みたいな話ですが、本当の事です。ビックリです。この3月から一人はわざわざ富士市に越して一緒に働く、すごい事だと思います。

素晴らしやfacebook!しかし、それでいてなおかつ、なにか居心地の悪いものを感じ始めたのもあるのです。

なんだろう、この嫌な感じは。まずは富士市に限った事ではないのですが、非常にJCやYEGの香りがぷんぷんして来たのです。

もちろん、二つの団体とも地元の経済を活発化していくためには、非常に有効な団体でしょうが、facebook上でもそののりが、かなりの部分を支配して来ているような気がします。

彼らは個人経営者や会社のトップ、またはセカンドに位置している方達です。当たり前ですが、自由になる時間が多い。昼間から「今、〇〇で飲んでいます!」なんて言える訳です。今まで、こそこそ、やっていたものが非常にオープンになってしまっている。

そこはいいのです、彼らはすべて結果も自分の責任についてくる、問題はその彼らをフォロワーとしている一般会社員です。

特に営業の方々。経営者と仲良くなると、彼らとランチやお茶する時間も増えてきます。本来の業務時間なのに、経営者の時間、場所に合わせて、(時間、行動範囲が)自由な営業マンは行動します。

勘違いです。かなりの勘違いです。雇われていることを忘れている営業マン。勘違いです。

この春に入ってくる二人もヘビーユーザーです。その辺りの勘違いが非常に多く見てとれる二人でする。

営業や企画の仕事で外へ出る事が多かった彼らにとって、一日中職場にいるこの仕事は、どんな苦痛に感じるのでしょうか?口酸っぱく、今の職場にとどまりなさい、と彼らに行っていた私は、大きな不安を感じています。

私自身、立場的には彼らと全く違います。でも彼らは私がやっているから、と言い兼ねないかもしれません。

SNSから少し距離を置く時期が来たのかもしれません。最低限の連絡を取り合っていれば、このSNSで知り合った友人は、いつまでも友人として残るのではないでしょうか?

ネットからの友人

kage

2012/02/07 (Tue)

昨日考えたら、リアルな昔からの知り合いは「昨日の彼」一人だけの用な気がします。我ながら驚くべき友達の少なさ!今の仕事通じて、酒くらい飲む人間は何人かいるけれど、もしかしたらそれこそ自分がやっている仕事ゆえつきあってくれているのかもしれません。

じゃあ、どんな付き合いが多いのか?ビックリする事にネットを通じて知り合った人間が多いのです。私が尊敬する年下の友人はmixi(なつかしい!)を通じて知り合いました。今でももちろんリアルな付き合いをしていますし、自分の中のブレを直すのに彼ほど正しい判断基準を示してくれる人間はいません。

そしてFacebook。私は立場上そろそろやめようかと思っていますが、大きな人脈が出来たのも確か。これは結構JC(青年会議所)、YEG(商工会議所青年部)の香りがぷんぷんして、それ以外の方は少しのりが違うというのがあります。

会社を経営する若旦那たちは、昼間に「今、トレーニングジムにいます!○○さんといっしょです」なんて書き込んでくるのです。おいおい別世界と感じるのも仕方がないでしょう。

それでも他人のウォールを見ているうちに、自分と共通する何かを感じ「友達申請」そうやって実際に会って、付き合いが始まっていくことも多いです。

一番の驚きはそうやって知り合って、私の職場の職員になってしまったM君。「よーく、考えなよ」と何度も言ったけど、結局押し切られ3月から働く事になりました。本当に驚きです。良好な関係(会社での上下関係を除けば、彼とは非常に気が合い楽しく飲める)を続けていきたいのですが、仕事上ではどうなのかわからないので、、、、ちょっと心配。

沼津の方では「グルメの探検隊」というのにも入れてもらいましたし、その中の一人と今度飲み会。同じくtwitterで知り合ったご近所さんと今度飲み会。

こうやってみるとつきあい広いように見えますが、その付き合いはほとんどが始まったばかり。どうなるかわかりません。今までの付き合い(と言っても一人二人しかないけど)を大事にして、少しづつ見聞を広げていければいいかなと思っています。


はじめまして。

kage

2012/02/06 (Mon)

おはようございます。心機一転ぷくちゃんといいます。今までは映画評を書いて、それをtwitterやfacebookにリンクさせてきましたが、今回は一切なし。匿名性を利用して好きな事を書いていきたいと思います。

最初からネガティブな話でスタートします。

実は先日友人とトラブルを起こしました。ほとんど私の独り相撲で非常に嫌な思いをさせてしまいました。また、会ってくれるというのですが、会った時にその時の状況をうまく説明できるかどうかわからないので、ここに整理してみたいと思います。

私は友人、知人とは商売の話を全くしない人間です。車を売っている友人に「車を買いたい」と言った事もないですし、その他もしかり。友人間で商売やってしまうとトラブルの元になると思っていたからです。それに、そもそも友人もほとんどいないというのが実情です。

その私が大事な友人のひとりと飲んでいて、商売の話になってしまったのです。いや利害が一致したと言えるでしょう。小金を貯めては崩してしまう私。(本当はもっと大きな金の方がよかったのでしょうが)その小金をおろせなくする方法の商品を扱っていた友人。簡単に商売成立でした。

しかし、契約当日慌てました。パニックになりました。当職場に来てくれた友人は、書類一枚と引き換えに貯金通帳を借りていくというのです。私にとって通帳は日記帳以上のものです。恥ずかしいです。恥ずかしいです。今でこそ書きますが、一種のパニック障害がおき、めまいもひどく点滴を受けたくらいでした。

私はある種の性格異常者です。友人に通帳見られた私は、その友人にはもう二度と会う事は出来ないと考え(実際は翌日も会ったのですが、またもや点滴、俺は鬱病か?)ブログも閉鎖、もう映画は二度と見ない宣言、携帯のメルアドも変えてしまいました。これは迷惑メールがひどいからというのもあったのですが、今考えてみると、恥ずかしくてもう連絡を取りたくない、という方が本音でしょう。

なんとか平穏な日々(大げさか)を過ごし始めたら、友人から電話。「訂正印を押して欲しいとこがある」

ある種の数字の間違えでした。彼は本当に誠実でいい奴ですが、口べたです。いつも相手の気持ちを考えて考えすぎて、肝心な事を言えなくなるやつです。どんな間違えだったか、これ以上細かく書くと彼の仕事に差し支えるから書きませんが、本当の事言えば、その時もまずは電話で説明して欲しかった。職場に来た時も押印じゃなくて、まず説明して意思確認をして欲しかった。

素直に押印したのに、自分もなんだかわだかまりが残って、家に帰って夫婦喧嘩。その勢い余って「解約する」とメール。その後彼からの電話。それを二度繰り返しました。かなり酔っぱらっていたのでよく覚えていませんが、結局、そのままになっています。

少し考えは変わりました。友人間で商売の話をしてもよい。でもルールを決めてもいいのではないか?よく説明を受けた上でおこなえばいいのではないか?その辺りが自分に欠けているところだったのでしょう。

一番大切なものは?と聞かれれば家族でしょう。これは間違いない。しかし、友人が少ない私は友人も絶対に大事にしたいのです。友人の多い彼にとってはワン・オブ・ゼムでしょうが、私にとってはやはりかけがえのない存在。

自分もぎゃーぎゃー傷ついたと騒ぎましたが、友人も寝れなかったと言っていました。それはそうかもしれません。ブログでやめるどうの書いておいて、心配してくれた彼が私にメールを打ったら、メルアド消えていた、ひどい話です。

前半の部分は明らかに私が悪いのでしょう。小金を預けるという事は、やはりある程度のこっちの金の状況を知り得ることだから、それを覚悟して話をしなければならなかった。それに対して、ブログやめた!映画見ない!なんてほざいているのは、子供以外の何者でもないです。

でも後半はどうだったのだろうか?多分自分に問題あるとすれば、押印する時にとことん、説明を聞けば良かったと思いました。前半の部分であまりにも子供染みた行動をとったので、あの時は静かに判をを押すのが筋だと思った、スマートと思ったのです。いつも他の契約でこういう事態があった時のように「今日は説明を聞かせてもらいました。どうするかは考えて返事します」友人だろうと同じ対応とっていれば良かったのです。

幸い、また会ってくれると言います。今回の件は非常に勉強になりました。会って話をすると、上手に説明出来ないと思い、整理をつけるためにもこの文章を書いてみました。ブログの存在を教えて、自分の拙い気持ちを知ってもらおうと思いました。。理解して許してもらおうとも思いません。

この次からはもっと楽しい文章になる事を祈って。これからもよろしくお願いします。
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