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灼熱の魂

kage

2012/02/20 (Mon)



ある日、カナダで暮らす双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)の母親ナワル(ルブナ・アザバル)が永眠する。後日、長年彼女を秘書として雇っていた公証人(レミー・ジラール)により、母の遺言が読み上げられる。その内容は、所在がわからない自分たちの父と兄に手紙を渡してほしいというもので……。(シネマトゥデイ)

衝撃でした。久々に映画の事を書こうと思ったのも、メールの一件とこの作品のせいです。

母親がどんなつもりで遺言を残したのかわかりません。もし、「あの事実」を知った後なら、あまりに残酷な事実を子供に探らせる事になります。私が親なら絶対に伏せておきたくなるような気がします。

母親の過去と、子供たちの調査が交互に出てきます。母親役の女優と娘役の女優が似ているので、混乱を起こしがちなのですが、それもまたこの映画のミステリアスな部分を増幅します。

中東の不思議さは日本人には理解できない所でしょう。宗教の違いによる対立、それが殺戮にまで至って愛し合う事さえも許されない。全くわかりません。

しかし、その環境下で産み落とされた子供、3人。そのあまりにも過酷な運命は、言葉にならないほどのものです。

主人公がどうしてテロリストになったのか、ここが今ひとつわからない所です。あのバスでの皆殺し事件で宗教の対立がどれほど馬鹿らしく意味のないものだと悟ったはずなのに、その悟りが彼女さえも意味のない殺人を犯すテロリストに変えてしまった。

ギリシャ悲劇にも似たストーリーは見たものの心に多くの感銘、いや嫌悪感を残します。後味のいい映画ではありません。

でも、非常に良く出来たミステリーです。こういう映画があってもいいのではないかと思います。主人公が口がきけなくなり、亡くなるほどのショックを受けたものはなんだったのか?プールで(多分脳梗塞?)倒れたのは何を見たからなのか?その謎を探る2時間に目は釘付けでした。おすすめです。

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